扇子のお店、友ストアーの京都便り

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下鴨神社(しもがもじんじゃ)
 

 
−2010年4月追加−
下鴨神社1 下鴨神社2 下鴨神社8

世界遺産。
京阪電車、出町柳駅、下車すぐ。

高野川と鴨川が合流する地点に位置して、この三角州地帯の森林は「糺の森(ただすのもり)と呼ばれる。
この森には、奈良の小川、瀬見の小川、泉川、御手洗川の清流がある。
現在は東京ドームの約3倍の広さで、国の史跡として保存されている。
倒れた樹木を使った子供の遊び場として開放されている。
この日も子供が遊んでいた。

森の樹木は樹齢も長く、高い。
好天であっても、木に包まれて、重いとうか荘厳な感じも受ける。

下鴨神社3  下鴨神社4

下鴨神社5当日は11月の日曜で、婚礼や七五三の、正装した家族でにぎわっていた。
境内には、糺の森を抜けて入っていくのだが、森を散策していると、婚礼の列を発見。
シャッターチャンスとばかり、先頭の前まで回り込もうと走った。
しかし、その列まで結構距離があり、息が切れ切れ。
糺の森の広さを実感、遠くまで見渡せたわけである。



下鴨神社6崇神天皇の二年(BC二)に神社の瑞垣の修造がおこなわれたという記録があり、歴史はとっても古い。
東本殿と西本殿は国宝、重要文化財53棟の社殿群がある。

5月には、京都三大祭の1つでもある葵祭が行われる。
出発地点は京都御所で、この下鴨神社を経由し、上賀茂神社まで。



下鴨神社7境内には、摂社として7神社がある。
その一つの河合神社内には、「方丈記」の作者・鴨長明の栖(すみか)である「方丈の庵」が復元されていて、関係資料も展示されている。
長明とういう人は、公職から身をいた後、大原へ隠匿。その後、ほうぼう転々として、現在の伏見区に落ち着いたとのこと。
各地をこの建物で転々としたそうである。
移動に便利なようにすべて組立式となっている。何か面白い。
当寺はこのような人が沢山いたのだろうか?

また、昭和六年(一九三一)、河合神社の八咫烏命が日本の国土を開拓された神の象徴として、日本サッカー協会のシンボルマークとなって以来、サッカー必勝の守護神として有名である。

ちなにみ、サッカーつながりとして。
蹴鞠で有名な白峰神社は「球技の神様」として、サッカー選手など球技のプレーヤーが祈願に訪れ、サインボールが陳列されている。

−2004年11月−


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