
萩まつりが催されている梨木神社へ。
毎年9月の第3土・日曜日の予定となっている。
京都御苑に隣接していて、バスが便利。
本当に京都御苑のお隣さんなのである。
境内には、京都の三名水として知られる「染井(そめのい)」の井戸があり、これを使った茶会などが開かれる。
また自由に(?)お水ももらえるので、この日も、ボトルなどを持った沢山の人達が井戸に並を。
カメラを向けたら、一斉に視線を浴びることになりそうなので、それでは流石に様子を写真に撮れなかった。
萩の名所として知られ、「萩の宮」とも呼ばれる。
萩は扇子のデザインにもよく使用される花で、じっくり観察できた。
境内には、7種類の萩があるとのこと。
(す明いただいたのですが、すみません8種類以上だたかもしれません。)
萩の花は、しかしながら、その満開時が難しい。
というのは、同じ木についていても、部分ごとに順に咲いていくそうだ。
これから咲くのか、散り始めなのか。
観ても難しい。
絵画(特に日本画か)で描かれる場合は、満開の様子などは、少なからずデザイン化されるようだ。

木に結ばれた単価の短冊は、歌会の生徒さんのものだとのこと。

境内には上田秋成や、鳥居横にはこの神社の萩を詠った湯川秀樹氏の歌碑が立っている。
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