11月 2nd, 2009

今年合格して、京都市立芸術大学に通ってる。
受験の際には、共通試験の勉強と、同時にデッサンなどの実技もあり、本人は相当は努力していた。
私には、到底まで出来ないと感心していたもので、頭が下がる想いだ。
目出度く合格して、本当に良かった。
その学校で、学際中の展覧会があり、行って来た。
(明日まで)
写真は、合計4作品展示していた内の1作で、水彩画。
「叔父馬鹿」で申し訳ないが、なかなかの腕前。
高校時代も、学校内外で賞をもらったりしていて、その将来を楽しみにしている。
と言うか、すでに、こうして楽しませてもらっている。
本人も、学校が楽しいようで、それが何よりである。
好きなものを、どんどん創作していって欲しい。
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9月 13th, 2009
高島屋京都店7階グランドホールで開催中。
9月21日まで。
今日行って来た。
昨日が雨だったからだろうか、また日曜でもあり、会場は老若男女の大勢の人で盛況だった。
TVでも、取り上げていたこともあるだろう。
熊田千佳慕氏のHPもあり。
残念なことに、今年の8月に逝去された。
99歳だった。
上記HPでもご覧いただけるとおり、「細密画家」と呼ばれ、その精巧さには、驚くばかりである。
水彩画の作品は、筆1本で仕上げられる。
その筆先の、数本のみを使用して、根気良く作り上げられるのである。
特に昆虫画で有名で、精巧過ぎたとしても、生々しさはないのだが、動物画の方が何となくホッとすると感じた。
それにしても、スケッチの数が、半端無く多かったとのこと。
その数、数千枚。
弛まぬ努力の賜物であろう。
ろくにスケッチもせずに、絵を描こうかとしていた過去の自分が恥ずかしい。
基本があっての大成だと、痛感させられた。
素晴らしい展覧会だと思う。
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9月 4th, 2009
7F 美術館「えき」KYOTOで開催中。
10月4日(日)まで。
先週末に行って来たが、なかなか、良かった。
フランス生まれで、彼の初期から、その後のフォーヴ運動入り、そして独特の画風を確立していく過程が、良く分った。
油絵のみならず、水彩画、またキャンバスの他に、タペストリーに描くなど、多様に、沢山の作品を残した。
鮮やかな色使いと、揺れるようなタッチは、とても個性的。
多作だったので、1作の完成スピードは、とてつもなく速かったのではないか。
それは、タッチからも伺える。
日本画の「運筆」を連想させる。
勿論、筆の種類は異なので、同じようには映らないが、軽快で自由に筆を運ぶ様子が、目に浮かぶ。
一番気に入った作品は、「収穫」。
小さな作品なのだが、黄系の色が鮮やかで、黒を使った細かいストロークが、まるで小さないくつもの畳が、その目の一つ一つを浮き立たせているかのようだ。
初めて目にした作品で、こんなにウキウキしたのは、久しぶり。
さて、ポストカードを買って帰ろうと思ったが、・・・無い。。
用意されていないのだ。
私の嗜好は、ちょっと人とは違うのだろうか。
でも何か自分だけの秘密を発見したようで、却って嬉しかったりもする。
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