35間
11月 27th, 2020扇子の種類は大変たくさんあります。
新しい仕様も考案されます。
いわゆる「夏扇子」は扇骨の数が35本。
扇子の世界では、「本」の代わりに「間(けん)」を使います。
この35間が、個人的には、一番難しいのではと思っています。
なので、これが出来る人が、本当の日本の扇子の作り手だと思います。
考え方が違ったり、ご批判はあるでしょうが。
扇子の種類は大変たくさんあります。
新しい仕様も考案されます。
いわゆる「夏扇子」は扇骨の数が35本。
扇子の世界では、「本」の代わりに「間(けん)」を使います。
この35間が、個人的には、一番難しいのではと思っています。
なので、これが出来る人が、本当の日本の扇子の作り手だと思います。
考え方が違ったり、ご批判はあるでしょうが。
今シーズン、最初で最後の?、紅葉狩り
扇子作りの工程に、「折り」があります。
その為に、「折り形」が必要となります。
2枚の折り形に、絵付けした紙を挟んで、折っていきます。
その折り形を作る事が、もしかしたら、扇子作りの中で、最も難しいかもしれません。
折り形の原紙は、和紙に糊を何度も塗り重ねて、その後に柿渋を引きます。
扇子には、多くの種類があり、それぞれに大きさ、折り目の数、紙の厚みが異なります。
なので、折り形の数も多くなります。
紙製なので、状況が進むと、形が崩れたり、破けたりします。
そうなると、また新しい折り形を作らないといけません。
シーズンオフに出来るだけ多く作っています。