ひと手間
11月 22nd, 2010「あとひと手間をかける」の意味で。
ちらっと書いている構想で、既製品の新商品がある。
従来の京都で製造されている高級扇子は、それは見事である。
金銀の箔や、色のカスミなどを組み合わせ、高級感のある扇骨とマッチさせる。
立派な美術品、工芸品である。
それらに、何か、当店ならではの「個性」を付けられないだろうか。
前回の日記のとおり。
どの店にもない、オリジナリティのある扇子を目指した。
しかしながら、革命的な新商品をいきなり求めても、それは絵に描いた餅。
なので、「ひと手間」かけることで、これまでと「違ってきた」を表現したい。
一方、その「ひと手間」をかけると、製造期間や原価がかかってしまう。
それによって、購入者に魅力がなくなると意味がない。
難しいことであるが、実現したい。
そう思いながら、こちこちと進めている。
扇子
オリジナル扇子
株式会社ファンティーク