キャンバス画
1月 12th, 2011もう10年くらい前になろうか?
とある日本画教室に通い始めた。
知り合いの画家さんの教室。
動機は、この仕事をしている限り、多少の日本画の知識も必要かと思い。
それまでは、絵など何の興味も経験もなかったのに。
それでも、小さなキャンバスながら、2点の日本画と、扇子の紙や色紙に描いて、グループ展にも、恥ずかしながら参加した。
しかし、元々「好きで始めた」と言えなかったためだろうか。
何か目標がない、思ったとおりに描けない、忍耐もなくなる。
次第に、教室から足が遠ざかった。
そして、大阪芸術短期大学のデザイン美術科に入って、取り敢えずは、日本画に限らず、広い範囲での基礎を学ぶことにした。
勿論、卒業しようと思ったら、好きも嫌いも関係なく、履修科目を取得していかなければならない。
それを具体的な目標として、その中で、またその先を見つけられれば良いかと。
少し時間がかかったのだが、去年の10月から、その日本画の教室に戻ってみた。
最初は、日本画ではなく、ちょこっとお遊びのようなことを、やらせてもらって。
そうしていると、もう一度、キャンバスに描いてみようかと思い始めた。
去年の末に、キャンバスになる板を買って、その上に、和紙を貼ってもらって、下書きから始めた。
写実的なものと、抽象的なものの、2点を同時に進めることにした。
1つだと、直ぐにまた行き詰ってしまうこと心配したために。
今年の秋に、その教室のグループ展がある。
そこに、1点でもいいので、参加できれば良いのだが。
今回は、焦りもないので、ゆっくりと完成できるかもしれない。
その際には、お披露目する・・かも・・
扇子
オリジナル扇子
株式会社ファンティーク