「パウル・クレー展―おわらないアトリエ」展へ
4月 23rd, 2011京都近代美術館で開催中。
5月15日まで。
前売券を買っていて、今年で最も楽しみにしていた展覧会。
久しぶりに、500円の音声ガイドをレンタル。価値があった。
ファンになったのが近年なのだが、日本での展覧会は、これまで何度もあり、日本でも人気のある画家だとか。「日本プウル・クレー協会」なるものも、あるらしい。
スイス出身で、ドイツに暮らす。
そして、バウハウスで教鞭をとったり、ナチスの迫害を受けたり。
ヴァイオリンの腕もプロ並みだけど、絵を選んだとか。
そして、自分が描いた絵の情報を、きっちり残している。まじめと言うか、きっちりした人だったのだろうか。9,600点以上の作品について、だって。凄すぎ。。
一言だけ言うと、「こんな絵を描きて~!!」
勿論、描けないけど。
音楽家らしいと言えば、先入観があり過ぎるかもしれないが、抽象画ながら、そこに旋律がるような、とてもバランスが良い感じがする。
色も面白いし。
今回の展覧会は、主に、その制作過程の紹介にスポットライトを当てていた。
生涯の作品数の割には、またスケッチも多かったためか、「マスターピース」は少なかったように思う。
でも、また次の楽しみにして。
ついでに、常設展にも。
おお、長谷川潔の作品がずらっと。
やっぱり凄い。
これだけでも、観る価値はある。
その時によって展示内容はコロコロ代わると思うが、常設展もお見逃し無く。