熊田千佳慕展

9月 13th, 2009

高島屋京都店7階グランドホールで開催中。

9月21日まで。

今日行って来た。

昨日が雨だったからだろうか、また日曜でもあり、会場は老若男女の大勢の人で盛況だった。

TVでも、取り上げていたこともあるだろう。

熊田千佳慕氏のHPもあり。

http://kumachika.org/exhibition.html

残念なことに、今年の8月に逝去された。

99歳だった。

上記HPでもご覧いただけるとおり、「細密画家」と呼ばれ、その精巧さには、驚くばかりである。

水彩画の作品は、筆1本で仕上げられる。

その筆先の、数本のみを使用して、根気良く作り上げられるのである。

特に昆虫画で有名で、精巧過ぎたとしても、生々しさはないのだが、動物画の方が何となくホッとすると感じた。

それにしても、スケッチの数が、半端無く多かったとのこと。

その数、数千枚。

弛まぬ努力の賜物であろう。

ろくにスケッチもせずに、絵を描こうかとしていた過去の自分が恥ずかしい。

基本があっての大成だと、痛感させられた。

素晴らしい展覧会だと思う。

ラウル・デュフィ展へ

9月 4th, 2009

7F 美術館「えき」KYOTOで開催中。

10月4日(日)まで。

先週末に行って来たが、なかなか、良かった。

フランス生まれで、彼の初期から、その後のフォーヴ運動入り、そして独特の画風を確立していく過程が、良く分った。

油絵のみならず、水彩画、またキャンバスの他に、タペストリーに描くなど、多様に、沢山の作品を残した。

鮮やかな色使いと、揺れるようなタッチは、とても個性的。

多作だったので、1作の完成スピードは、とてつもなく速かったのではないか。

それは、タッチからも伺える。

日本画の「運筆」を連想させる。

勿論、筆の種類は異なので、同じようには映らないが、軽快で自由に筆を運ぶ様子が、目に浮かぶ。

一番気に入った作品は、「収穫」。

小さな作品なのだが、黄系の色が鮮やかで、黒を使った細かいストロークが、まるで小さないくつもの畳が、その目の一つ一つを浮き立たせているかのようだ。

初めて目にした作品で、こんなにウキウキしたのは、久しぶり。

さて、ポストカードを買って帰ろうと思ったが、・・・無い。。

用意されていないのだ。

私の嗜好は、ちょっと人とは違うのだろうか。

でも何か自分だけの秘密を発見したようで、却って嬉しかったりもする。

Miho-miho 様へ

9月 3rd, 2009

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