宅配便の営業所止め

10月 8th, 2010

時々利用している。

荷物を受け取る場合に。


宅配便は、自宅に直接届けてくれるので、とても便利だ。

それは、通信販売の売上げが、年々増加している理由の一つであろう。


しかし時に、朝一番で欲しい場合がある。

午前中指定で発送してもらっても、配達の都合上、昼前になることもあるからだ。


送ってもらった仕事の荷物を、そのままノンストップで、次の工程に進める場合などである。

一番近くの宅配業者の営業所に、荷物を保留してもらって、そこに取りに行くと、午前中の仕事が捗どる。


一方、稀なケースだが、お客様のご都合で、同様に、営業所止めを指定いただく場合もある。

便利な時もあるので、このようなケースでは、ご指定下さい。


扇子

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株式会社ファンティーク

金木犀(きんもくせい)

10月 7th, 2010

駐車場は賃貸で、家から2分程度の距離にある。

その間に、2本の金木犀がある。

毎年、その木の香りで、この季節かと知らされる。


その香りが苦手な人もいるらしいが、私は大そう好きである。


しかしながら、桜や紅葉と違って、待ち遠しさや、その日が近づいてくると言う、あらかじめの実感がない。

紫陽花なども含め、次第に開花する花と比べて、「そろそろかな」と、一瞥ながらの観察もしない。

そして突然、その香りを享受する。


一方、恥ずかしいことに、「金木犀ってこの時期だったけ?」と、毎年考えてしまう。

まるで季節感が伴わない。

強烈な暑さや寒さがない、初秋の心地よい時期だから、だろうか?


そして突然、「そう言えば、もう香りがしないな」とも、大分後に、また気づくことになる。


扇子

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「食堂かたつむり」 

10月 6th, 2010

邦画で、DVDで観たが、なかなか良かった。


ロードショーの時には、宣伝あったかなぁ?

記憶にないが、レンタル店のパッケージを見て、借りた。


柴崎コウは、流石の存在感。


中身の感想については、多少のネタがありますが。


料理の雰囲気や、ハッピーになっていくエピソードについては、凄く引き込まれる。

キッチンの彼女の姿は、フェルメールの絵を意識していると思われる、構図と明暗。


料理やその素材の見せ方も絶妙で、自分も食べたいと思う。

どんな味がするのだろうか・・予想が付かない。

予想通りの味。

予想を超えた味。


それを食べたらハッピーになる設定だが、そのような料理を食べたことだけでも、既にハッピーでもあろう。


賛否があるだろうと思える、奇妙なCGも、組み込まれている。

果たして、これらのCGは、本当にこの映画に必要なのだろうか?

と、最後まで考えながら観ていた。


結果としては、そのお蔭で、バランスが取れているんだなと。

飼っていた豚や鳩を食べる所は、もしこのCGがなければ、すんなりと観れたか?

いわば、硬骨と硬骨をつなぐ、軟骨のような役割を果たしているのではなか。


食べる立場では、植物はともかく、動物に関しては、その生命を奪っていく過程に、目をそむけてしまう。

しかし、食べたら、美味しい。

プロの料理人は、その部分において、躊躇をしている訳にはいかない。

美味しいものを作ることが、全てだから。


プロとは、お客様に、いかに完成された結果を提供するか。

それが、全てのような。


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