制作展への参加

1月 30th, 2010
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で、昨日の続き。

写真のとおり、来月の中ごろに、ある制作展に参加する。


芸短大時代の友人が、積極的に版画をやっている。

彼が、「ギャラリーびー玉」さんにご縁があり、今回の企画に誘ってくれた。

船に乗って、芸短大の時代の友人4人で、一緒に参加することになった。


話は戻るが、

芸短大の卒業制作では、CGで、カレンダーを作成した。

フォトショップやイラストレータを使用して。

結果的に、「優秀賞」を頂いた。

(その上に、「最優秀賞」が、一人いたのだけれど。)

昨日書いたように、卒業制作の追い込みの時に、体調を崩した。

その卒業制作展には、出展できないかもしれないと、半ばあきらめていた。

なので、何とか卒業制作展に参加して、その賞を頂いたことはとても嬉しく、以降の励みにもなっている。


しかし、今回私は、写真で参加する。

時間をかけて、PCに向かってCGを制作する根気は今は無い。


他に、絵画、イラスト、版画など、多様の作品で、出展される。


私は「ファン」のペンネームを使って参加。

日程は、Part2の、2/9(火)~2/14(日)。

詳しくは、「ギャラリーびー玉」さんにて、ご確認を。

http://www2.odn.ne.jp/bi-damas/


4点を出展して、それを見ていただいた方が、自由に物語を付けて行く。

そのような、楽しい企画である。


お近くの方で、寄っていただけるのなら、幸いです。

おまけに物語を付けていただけたら、より幸いです。

大阪芸術短期大学、通信教育部、デザイン美術科

1月 29th, 2010

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実は、以前、大阪芸術短期大学の通信教育部、デザイン科を受講していた。

2005年9月に入学して、2008年3月に無事卒業できた。

申し込んだのが、もう5年近くなるのか。。


さて、

2007年10月頃、卒業するための、卒業制作と提出する科目の期限が迫っていた。

その時に、体調を壊した。


思い起こせば、それこそ何年も前から、積み重なった前兆があったのかもしれない。

また、通信教育を頑張ったことは、少なからず、体力の許容量を超えてしまったこともあろう。

そして、とある治療を試みたところ、体に合わなかったのだろう、寝込んでしまった。


ご存知の方も多いと思うが、その2007年秋から2008年12月まで、業務を休ませていただいた。


ほぼ完治した今は、自分の体の特性と、その対処法が分かってきたようなので、却って良かったのかとも、思えるようになった。


さて、5年前に何故、通信教育に申し込んだか。


それこそ幼少の頃から、ぼんやりと「芸術」に関して興味があった。

かと言って、習い事など、具体的には何もしなかったのだが。

スポーツが好きだったり、英語の勉強したり。


そして、40歳を前に、「芸術」の学校に行きたくなった。

具体的には、仕事にも活かせるかもしれないと、思ったこともある。


しかし、それでも、私自身が芸術家を目指すという大それた事ではない。

仕事柄、プロの画家さん、デザイナーさん、書家さんなどと、関わることが多い。

なので、少なくとも、その方々の意図することの理解度が高まれば良いかと。

会話やメールのやり取りの中で出てくる、言葉自体も理解できなければ、間違いに通じることもある。


「大阪芸術短期大学」を選んだ理由。

まずは、学費が安かった。

そして、短大だったこと。

なので、いきなり何の礎石もなしに、4年制を貫徹する自身もなかった。


結果として、何だかんだ言いながら、無事卒業証書を受領できた。

自分でも頑張ったなと思える。

決して深いものではないが、幅広く学ぶことが出来て、「芸術」の入り口に立たせていただいた感じがする。


何故、過去の事を、思い出して書いたのか?

で、話は、次に続く。

「若冲ワンダーランド」 展へ

11月 17th, 2009

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MIHO MUSEUMで開催中。

12月13日まで。

週末に行ってきた。


MIHO MUSEUMへ行ったのは、2回目。

前回は、2006年3月だったので、3年半以上前となる。

その間に、工事中であった「第二名神」が完成。

美術館へも、50分程で到着できた。

それまでは確か、1時間半程度の道のりだったと思う。

電車とバスを乗り継いで行くと、ちょっと時間はかかる。


今回の目玉は、何と言っても、「象と鯨図屏風(ぞうとくじらずびょうぶ)」。

近年、北陸地方の旧家から発見され、初のお披露目となる。

黒い鯨と白い像が、波打ち際を隔てて、2対の屏風となっている。


しかし、鯨に関しては、デフォルメがやり過ぎとの感も。

歴史上の書物からの推測で、若冲も当時に鯨の実物を見ていたはずだ、との解説が現地にあったが。


それは、本当だろうか?

では何故、ここまでのデフォルトを?

彼なりの、別の意図があったのだろうか?

依頼者のリクエストを汲んだ?

いややはり、実物は見ていないのでは?


と色々推測したくなる。

「実際どうなのですか?」と、天に向かって尋ねたくなるほど。

それもまた楽しかったりする。


それにしても、おおよそ、縦160cm×横350cmの屏風が2対。

確かに迫力がある。

その横には、「鳥獣花木図屏風」が並んでいた。

個人的には、「蟹・牡丹図衝立」に魅入られた。


作品としては、水墨画が多く、少し地味な風景でもある。

しかも、会期中に、多少の展示内容の入れ替えがあるので、

お目当ての絵がある場合は、確認された方が良いかと。