三連休

1月 11th, 2011

成人の日が、以前の1月15日から、現行の第二月曜日に変更されて以来、この三連休が終わって、初めて正月休みが明けたような気になる。


京都に居て、ちょこちょこと、出かけた。


8日、土曜日。

京都高島屋の小泉淳作展へ。

「奈良の大仏」で有名な東大寺の、本坊40面の襖絵の作品。

1260余年にわたる歴史の中で、襖絵が制作されたのは初めてらしい。

氏は他にも、鎌倉の建長寺と京都の建仁寺に天井画を揮毫されている。

現在、86歳で、日本画家として注目を浴びたのは、1970年代の半ばだと言う。

どの絵も、迷いの無い様子が伺えた。


9日、日曜日。

恒例の、宵恵比寿さんで、枚方の方埜神社へ。

ことしは、メンバーの一人が、綺麗な新婦さんを連れたこられた。

私は、You Tubeで、捧げる歌を調べておいて、これも恒例のカラオケでプレゼントした。


10日、月曜日。

京都近代美術館で開催中の麻生三郎展へ、父と行った。

油絵作品の他に、数多くの素描と、立体彫刻も2点展示されていた。

特に、「赤い空」の連作が、インパクトがあった。

氏の作品のイメージを得ることが出来て、良かった。


常設展には、ピカソの「静物―パレット、燭台、ミノタウロスの頭部」と、モンドリアンの3作もあった。

特にモンドリアンは、美術検定の勉強をきっかけに気になっていたので、実物をまじまじと鑑賞できて、とても良かった。


当館では、3月12日から「パウル・クレー」の展覧会もあるらしく、待ち遠しくて仕方がない。


扇子

オリジナル扇子

株式会社ファンティーク

あけましておめでとうございます

1月 3rd, 2011

正月も3日になり、明日か明後日頃から、世間も仕事始めになるようだ。

今年も宜しくお願いいたします。


今日は、JR伊勢丹京都の美術館「えき」で開催中の、「海を渡った古伊万里展 ~セラミックロード~」へ行って来た。

1月23日まで。


17世紀の大航海時代、長崎・出島から欧州各国へ、多くの古伊万里が海を渡った


要点としては、以下のとおり。

・豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、連れ去ってきた<李参加平(りさんぺい)>が、有田焼の祖。

有田の泉山で白磁鉱を発見し、そこに天狗谷窯を開き日本初の白磁を焼いた。


・磁器がまだ製造されていなかった欧州へは、中国の清朝が輸出をしていた。

しかし、国内の混乱から輸出ができなくなり、有田焼が、オランダの東インド会社により、輸出されるようになる。


・ドイツやオーストリアなどの宮殿には、<ポーセリン・キャビネット>と呼ばれる、磁器の専用室があった。


・中央アジアの「シルク・ロード」に対し、<セラミック・ロード>と呼ばれた。

・その後、中国の景徳鎮の輸出の再開や、<ドイツのマイセン地方>での磁器の生産開始で、次第に輸出量は減少していく。


作品の多くは、光沢があり、とても綺麗だった。

また、欧州の生活様式に合わせて、初めて目にする形の磁器が多くあった。


一見興味のないと思われる展覧会も、行ってみれば、上質の作品に驚いたり、新しい発見をするものだ。


扇子

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株式会社ファンティーク

美術検定3級の結果

12月 20th, 2010

昨日、結果が届いて、めでたく合格!!


自己採点では66点だったが、通知では67点だった。


この1点が大きかっただろう。

嬉しい誤算。


しかし、母親曰く。

「67点で合格? 合格って80点くらい取らないといけないんじゃないの?」


確かに。。


一応努力した結果が出て、たまには嬉しいこともあるんだなあ。


さて次の二級ですが…


三級との差は雲泥なので、三年で受かれば、大したものか。


取り敢えずは、モチベーションの継続のために、来年も受けるつもり。

ご声援、有難う御座いました。


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