「決め」
12月 4th, 2020
扇骨と紙を糊付けする際に、中骨が水平に揃わなくてはなりません。
専門用語で「決め」と呼ぶかと思います。
やり方は色々あるかも知れませんが、私は、ウォルナットの木片を使用しています。
またまた手に入った物で、「ウォルナット」の響きと色を気に入って使っています。
本来は、もっと適した素材があるかもしれません。
扇骨と紙を糊付けする際に、中骨が水平に揃わなくてはなりません。
専門用語で「決め」と呼ぶかと思います。
やり方は色々あるかも知れませんが、私は、ウォルナットの木片を使用しています。
またまた手に入った物で、「ウォルナット」の響きと色を気に入って使っています。
本来は、もっと適した素材があるかもしれません。
竹は、成長が止まる、秋から冬に切り出す事ができます。
個人的には、扇子には、真竹と孟宗竹の両方が使えるかと考えます。
それぞれの特徴があるので、それを見極めて。
この写真は今年の始めに切り出した物で、今シーズンはまだ行けていません。
扇骨まで自分で作れたらと思い、関係者の方々のご協力があり出来る作業ですが、まだまだ完成に至っていません。
出来るまでやれば、出来たとなります。
そこまで、頑張ります。
紙、特に和紙は、シワに注意しないといけない。
扇子の紙の部分は勿論。
これは、紙を折る際に使う「折り形」用の紙。
糊などで固めて、更に柿渋を引く。
その過程で、紙が反り返るので、それを防いだり、平らにしながら作業していくのだが、シワが出来ると、使い物にならない。