3月 9th, 2012

今年から、作家さんに依頼した、デザイナーシリーズを計画中。
「たかせちなつさん」から、初回のサンプルデザインが届き、扇子が完成した。
その内の1点だが、とてもカラフルで、可愛らしい絵。
ご本人に扇子をお見せしても、とても気に入っていただいた。
扇子に描くのは初めてだとのこともあり、目一杯頑張っていただたようだ。
実際の販売用には、もう少し余白を活かした、ワンポイント風の絵を、引き続きお願いした。
販売準備には、もう少し時間が必要かもしれないが、準備が出来たら、お知らせします。
ご本人のHP ↓
http://chinatsutakase.com/
また、他の作家さんの作品も、お楽しみに!
京扇子
オリジナル扇子
株式会社ファンティーク
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3月 2nd, 2012
ここ数年、扇子の材料である「扇骨」の仕上がりが悪くなっている。
納期が遅いのである。
注文しても、なかなか仕上がって来ない。
去年は、震災と原発の問題で、節電の動きがあり、扇子は微力ながら、そのお役に立てたようだ。
しかし、震災以降にご注文いただいても、仕上がる扇骨の量には限界があって、多くのご相談をお断りした。
それは、誰の責任でもないし、仕方のないことである。
そして、その扇骨の在庫もすっからかんになり、当然新たな製造が必要となる。
今年の夏扇子用に、扇骨を持っておかなければならない。
しかし、去年の夏以降、扇骨の仕上がりが、とっても悪い。
聞くところによると、扇骨を作るための、「原材料」としての竹そのものが入って来ないとの説明。
実は、その原材料としての竹の多くは、中国産らしい。
そこから、入って来ないと。
??・・では、日本で探せば良いんじゃないの?
そんな努力をするよりも、「その内に」、入ってくるのを待っているのか??
何も困るのは、私たち製造や販売業者だけでなはいはず。
当然扇骨製造業者も、売り上げにならないのだから、商売あがったりではないのか。。
とても、不安で仕方ない。
去年の9月に注文した扇骨が、未だに仕上がって来ないのですよ!?
そして、完成する見通しも、立たないのですよ!?
皆さん、どう思いますか?
扇子に限らず、多くの製造業は、沢山の原材料と、それを加工したりする職人、また注文を取る営業、全体をまとめるコーディネーター、それら多岐に渡る人たちが結成して、商品が完成し、販売ができる。
私たちが、いくら注文やお問い合わせをもらったり、新しい商品を考案したりしても、商品が出来上がらないのなら、それは「無」である。
「協力」と言う名の「他力」に頼っていてはダメないのでないかと、自問自答と、自責に困惑する日々が続く。
出来ないかもしれないが、自分の力で活路を見出さなければならないのかも。
そうなった日には、扇骨業者との立場や付き合いはどうなるのだろうか?
と、少々飛躍して考えてしまうのだが、だからと言って、祈るだけの日々では情けない。
憎まれても良いから、新しいものを考えてみようか。
関係者の方でも、ご意見あれば、遠慮なく。
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2月 11th, 2012
今日の夕方行って来た。
ご本人のブログ。
http://ubud2001.jugem.jp/
実は、この方とお会いするのは、今日で3回目。
最初は、たまたま会期中の三人展を覘いたら、いらしった。
2度目は、画材店で、たまたま。
なので、意識してお会いしたのは、今日が初めて。
ご丁寧に、案内状を頂いていた。
大角(おおすみ)さんは、とても個性的。
いや、困った時の、誉め言葉ではなく。
すらっとして、イケメン。
それ以上に、一度お会いしたら、忘れない方だと思う。
作品は、「木炭画」。
作品を見ても、どのように描かれているのか分からないので質問したら、丁寧に教えて下さった。
ご自分の試行錯誤の結果に辿り着いた方法らしく、知る限りでは、この方の完全オリジナルだとか。
納得。
世界に一人しかいない技法なんて、何とカッコ良い!!
憧れる。
開催場所は、京都の、アートステージ567(ころな)さん。
http://567.gr.jp/
サイトを見て頂くとお分かりだが、とても趣のある、歴史的な建造物と言って良い。
元は老舗のお米屋さんだったとか。
1階は雑貨店、2階はギャラリー。
展覧会だけではなく、音楽会、落語会、ワークショップもされている。
大角さんは、年に2回のペースで、今年3年目の展覧会らしい。
このようなギャラリーで展覧会を出来れば、嬉しいだろうな。
お近くの際には、是非お立ち寄りを。
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