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扇子の加工は手作業で行います。下の写真のように紙の山と谷の中央に中骨を通してゆく職人技が必要になります。全ての中骨を折りの中心に通してゆくわけです。この技術の善し悪しで扇子の品質が左右されます。写真からは中骨が紙部分の折りと折りの中心に納まっていることが判ります。 |
イラストを使って説明します。 良い例 下図左のような中骨を右図の折りの中央にはめ込みます。(イラストは位置を示すためのものであり、実際は紙と紙の間に中骨を通す形になります。)熟練工の作業により折りと折りの丁度真ん中、中央部分に納まります。 |
上図のように中骨が正しく固定出来れば、閉じた状態の形は一直線となります。(下図) |
悪い例 |
中骨がちゃんと中央からずれた位置で接着されると、「折りつら」がきちんと揃わず凸凹してしまいます。骨の尻部分は要で固定されるため中骨は直線に揃うはずなのですが、折りの部分に斜めに入ってしまうと中骨の面も揃わないことになります。 |
お店などで広げた状態の図柄を気に入っても、一度扇子を閉じてみて折りつらに凸凹がないかどうかを確かめましょう。 |
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