10月 12th, 2010
扇骨の在庫管理は、実は、最も重要である。
ある規格の扇骨を製造するには、ざっと1.5ヶ月以上は必要となるからだ。
なので、オリジナル扇子用としては、4週間で製造をするとなると、需要の多い種類に絞って、それらの扇骨の在庫を管理しなければならない。
当店では、6種類である(色のバラエティは除いて)。
それらの標準規格以外で、お問合せが多いのは、「茶扇子」と「尺舞扇子」である。
実際には、それらの扇子の製造は可能だ。
しかしながら、扇骨の在庫があればと、条件が付いてしまう。
ある時に、それら標準規格以外の扇骨での、扇子の製造の注文があるとする。
例えば、「尺舞扇子」で。
それは、常時のオリジナル扇子とは異なり、全くの特注扱いとなる。
(また上記のとおり、製造には、1.5が月以上の期間が必要)
そして、受注後に扇骨を製造するのだが、その際に、少しの予備も含めておく。
その予備が在庫として残っている状況なら、通常の納期(4週間程度)で、製造が可能となる訳である。
もし、ご希望の場合は、扇骨在庫の有無に左右されてしまうが、ご相談下さい。
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